NS SLITTER トップページへ
トップ > INFORMATION > 京都中小企業優秀技術賞

お問い合わせ


平成23年度 京都中小企業優秀技術賞 受賞

京都産業21 平成23年度 京都中小企業優秀技術賞を受賞しました

受賞技術名・製品名
 リチウムイオン電池用電極スリッター

開発の内容・特徴

 リチウムイオン電池は正極(アルミ箔)・負極(銅箔)・セパレータフィルムなどで構成されていますが、セパレータフィルム(微多孔性プラスチックフィルム)は 正極と負極の短絡防止をし、かつリチウムイオンを透過させる役目があります。正極、負極の切断面が悪いと箔がセパレータフィルムを突き破り、正極と負極が 短絡することによって電気的にショートしてしまいます。そのため電池の正極、負極を切るスリッターは客先要求が非常に厳しく、特に切断面には高精度な技術が 要求されています。

 切断面の精度を上げるにはその材料の特性に合わせた適切な刃物の角度、深さ、寄せの圧力等が必要です。 しかし今までのスプリングによる圧力の調整では、材料の種類によってスプリングの強さの異なるものと交換しなければならず、 労力および時間が要求され、その作業は容易ではなく効率が悪いという問題がありました。 また、刃物単独ホルダタイプ(刃物が1枚ずつ独立して動作する)のエアー圧調整も従来からありますが、コスト面で非常に高価になります。 そのような問題点を解消するために軸式の刃物(1本の軸に数枚の刃物がセットされており、個別に動かすことは不可)エアー圧調整が開発されました。 このエアー圧調整では、運転中にエアー圧が簡単に調整可能になり、材料に一番良い圧力を見ながら調整ができ効率が良くなりました。更にエアー圧調整は 数値にて管理することができ、製品をどのような設定で切断したのかをデータで残すことができるようになりました。これが今までとの大きな違いです。

 エネルギー関係の市場は無限にあります。特に電池関係(リチウムイオン)の市場は国内外を問わず今後も益々広がっていきます。 電池製造工程には必ずスリッターが必要であり、上記の技術を使用することにより従来以上の精度の高い電池製造が可能となりました。

京都産業21のホームページはこちら